こんにちは。
危うくこのコラムも3日坊主になりそうでした。
スマイリー代表の片木です。
11月15日土曜日に開催された「勝俣先生を招いてのおしゃべり会」無事に終了しました。
最初は緊張していた様子の参加者のみなさんも、最後は積極的にドンドンおしゃべりに参加してくださり、時間が何時間あっても足りない!と思うくらいでした。
そして、こうして先生を招いてのおしゃべり会で感じることは、患者中心の医療という言葉が聞かれるようになってずいぶんな時間が経つのに、未だに、副作用(後遺症)についてや今後の治療について担当医師に聞きづらい、また聞いてもスルーされてしまう現状があるのだなぁと。
例えば、抗がん剤治療による手足のしびれ。
「徐々に抜けるよ」
として、たいしたこと無いように扱われるけど、痺れと長い付き合いをしている患者さんもいて「どうしてなんだろう」「よくなるのかな」と思っていてもなかなか聞けない。
これは、私も学会や勉強会に参加して感じることですが、未だに「がんが治った(状態を維持できている)んだから」として、ちょっとした違和感については軽視されがちかなぁと。
ただ、それを日々体感する患者さんにとっては「むーん」となってしまう。
そういうことを、ざっくばらんに聞けるこういうおしゃべり会は貴重だなと感じました。
治療について、副作用について聞きたくても聞けなかったあれやこれやの話がドンドン飛び出し、参加者のみなさんの目からうろこがボロボロ落ちているのがとても印象的でした。
次は12月に大阪ですが、今回参加した東京メンバーも、大阪も参加します!という方もいてとても嬉しいです。
そして、勝俣先生が最近書かれたご本。
臨時サイン会開催しました。
大阪のおしゃべり会は、遠くからも参加してくださる会員さんが多く、残念ながら一般の方の参加受付ができなくなってしまいました。
重ね重ねお詫びいたします。
卵巣がんの治療ガイドラインが2015年に改訂されることもあり、その頃にでもまた公開で勉強会などできたらいいなと思いますので、その時にでも皆様にお会いできることを楽しみにしています。
なお、会員枠はあと1,2名なら可能ですのでお早めにお申し込みくださいね。