代表の片木です。
本日(10月18日)、日本癌治療学会理事長の北川雄光先生とお会いすることが叶いました。
スマイリーが10月4日付けで日本癌治療学会事務局に送付していた要望(PDF)に対して、日本癌治療学会として真摯なご回答を8日にいただいています。
日本癌治療学会共催がん撲滅サミット2016に関する緊急のご報告(リンク)
日本癌治療学会共催がん撲滅サミット2016に関するご報告(続報)
北川先生からは、スマイリーからの要望についてのお礼と、また要望したことで辛い思いや嫌な思いをしなかったかなど優しいお言葉もかけていただきました。
私からは、今回の要望がこれほど大きなニュースになるとは思っていなかったこと、また日本癌治療学会の今回の真摯な対応と、今後についてのお話について感謝を申し上げました。
お話をしていくうちに私たちの考えは同じ方向を向いていると感じることができました。
私からは
- 治療に苦慮するがん患者さんのために研究を進めていってほしいこと
- 研究が臨床に繋がっていないことも見受けられることから研究での知見を臨床に繋げていってほしいこと
- 患者数の多いがんだけでなく、難治がんや希少がんや亜種などの研究が進むよう学会としても取組んでほしいこと
- 患者さんにたいして治験や質の高い臨床試験の情報が届くよう願ってること、また一部のWebサイトで治験を親しみやすく紹介し被験者募集をしているものがあるが、親しみやすく一般化しすぎることで被験者(候補)を誘導していないかと懸念していること、患者さんには期待されることと、リスクも含めて情報提供することが望ままれること。
- 今回、日本癌治療学会に対して声を届けた先生方が学会で不遇な対応を受けないようにしてほしいこと
- 学術集会のなかでは研究について研究者同士で議論しより活発なやり取りを期待すること
- 日本癌治療学会の今回の対応に感謝すると共に今後どうしていくかも含め期待し応援していること
などなど・・・・・
今後、いろいろな情報交換を続け「患者さんのために」どうしていけばいいか一緒に考えていけたらというお話もできました。
北川先生には日本癌治療学会学術集会の直前のお忙しい時間にこうしてお時間をとっていただき、またお互い率直な意見交換いただきありがとうございました。
また、北川先生と私との間にたち面会を調整してくださった希望の会 轟さんに心から感謝いたします。