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ドキシルの治療が1月から再開されましたが患者様より下記のような声をいただいておりますので簡単ではありますが、紹介させていただきます。
【ドキシルが使えない】
担当医師が「ドキシルはまだ停止したままで使えない」といっているという患者様からのお問い合わせがあります。
企業からは下記のようにプレスリリースがでていますが、そういった医師からの説明があった場合は、医師より製薬企業に問い合わせてもらうようにしてください。
http://www.janssen.co.jp/public/rls/news/4107
※ドキシルは再発卵巣がんの治療薬ですが、再発卵巣がん治療には幾つかの治療の選択肢もあるため治療にあたっては担当医師とそれぞれについてよく話し合い治療をすすめてください。
【手足のアイシングについて】
ドキシル投与時に手足のアイシング(アイスパック)をすることがあります。その際に患者様から「手足に直接冷却材を当てられて冷たくて辛い」という相談があります。
アイスパック時は手袋などを用いて皮膚に直接冷却材がふれないようになど配慮が必要です。
また、冷却中に痛みや異常を感じられた患者様はすぐに医師や看護師にその旨をお知らせください。
【口腔ケアについて】
副作用の口内炎について、担当医師よりマウスウォッシュを使うよう指示されたのでマウスウォッシュを使っているが辛いという相談をいただいています。
確認をしたところ、患者様は薬局などで廉価で販売されている刺激の強いタイプのマウスウォッシュを使用されていました。
マウスウォッシュ(うがい剤、口腔内の保湿剤も含む)については、アルコールの入っていない低刺激性のものが薬局などで販売されていますので選ぶようにしてください。
また歯ブラシが口腔内にあたって痛いという相談をいただいています。
やわらかい毛の歯ブラシを利用したり、痛みや出血がある場合はスポンジブラシ(写真)や綿棒などを利用について医師と相談してみてください。
歯磨き粉についても発泡剤が入っていない(泡がたたない)ものなどを使ってみてください。
スポンジ歯ブラシや低刺激性のマウスウォッシュ、歯磨き粉などは病院によっては院内の売店やコンビニに取り扱っていただいている病院もあるようです。
バイオティーン
http://www.biotene-tk.co.jp/product/biotene
バトラー
http://jp.sunstar.com/products/brand/butler_sg/