2016年9月22日木曜日

【お知らせ】【一般申し込み開始】リンパ浮腫勉強会を開催します

卵巣がん体験者の会スマイリーは、11月19日土曜日に東京都内にてリンパ浮腫の勉強会を開催します。

講師は

  • リンパ浮腫療法士
  • 弾性ストッキングコンダクター
  • 鍼・灸・あん摩マッサージ指圧師
  • 登録販売者
  • 日本医療リンパドレナージ協会 上級セラピスト

の資格をお持ちで患者さんの支援をされて方をお招きしています。
わいわいおしゃべりしながらリンパ浮腫を学んでいきましょうという初心者向けの勉強会です。

一般の方のお申し込み方法はこの記事の下のほうにありますので、ご確認くださいね。

日時:11月19日土曜日 10時半~12時半

場所:快・決いい会議室 KDX東新宿ビル内 ホールB

〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町2-4-10 KDX東新宿ビル 3F

都営大江戸線 東新宿駅から徒歩1分
東京メトロ副都心線 東新宿駅から徒歩1分
東京メトロ丸ノ内線 新宿三丁目駅から徒歩8分
西武新宿線 西武新宿駅から徒歩10分
JR山手線 新宿駅から徒歩12分



会員さんは、スマイリーSNS内からお申し込みください。
また、今回の勉強会に共催を申し出られている患者会については各団体の取りまとめの場に申し込みください。

一般参加の募集を開始します。

一般の方は受講料(1000円)を当日会場でお支払いください。

お申し込み方法は、

info.smiley@gmail.com 当てに

「リンパ浮腫勉強会参加希望」と題して


  1. お名前(ふりがな)
  2. 人数
  3. 当日連絡可能なお電話番号
  4. 男性が参加の場合は男性の人数


をお知らせください。
締め切りは11月16日水曜日18時です!


  • メール受付後7日以内に参加の可否をお知らせいたします。
  • 卵巣がんの患者会のため、下半身のリンパ浮腫に対するお話が中心になるかもしれませんが予めご承知おきください。
  • 当日は動きやすい服装(当日会議室でジャージなどに着替えも可能)、床に座って汚れないようバスタオルなど敷けるものをお持ちください。

2016年9月15日木曜日

【お知らせ】がんと向き合う基礎知識シリーズ勉強会のお知らせ

PDFファイルはこちら
http://ransougan.e-ryouiku.net/bookfile/20160915benkyoukai.pdf

少し早いですが一般申し込み開始します。

info.smiley@gmail.com 宛てに

1.お名前
2.人数

をご連絡ください。締め切りは11月末日です。

平成28915


特定非営利活動法人 希望の会 & 卵巣がん体験者の会スマイリー 共同



がんと向き合う基礎知識シリーズ
医師とのコミュニケーションについて話そう
~診察室で医師に確認すること、患者が伝えること。医師のキモチ、患者のキモチ~



特定非営利活動法人 希望の会(以下:希望の会)と卵巣がん体験者の会スマイリー(以下:スマイリー)は平成284月から月に1回、患者さんやご家族が周囲の目を気にせずにお話できるよう個室の会議室をお借りし申し込み不要でみなさんが気軽におしゃべりに来られる「しゃべりば」という取り組みをはじめました。
おかげさまで「しゃべりば」は毎回たくさんの患者さんやご家族にご利用いただき地方からも開催のリクエストをいただくまでになりました。

私たちは「しゃべりば」の活動を通じて、希望の会はスキルス胃がん・スマイリーは卵巣がんとがんの種類は違っても、患者さんやご家族の抱える不安や課題といったものは共通することも多く、またスキルス胃がんも卵巣がんも患者数が少なく、治療に苦慮する患者さんも少なくないことから「患者さん自身が病気と向き合うことができる支援」が必要と感じました。
そこで「がんと向き合う基礎知識シリーズ」と題して、毎回テーマを決めて患者さんと医療者、患者会が気軽に話し合い学んでいく場を設けることになりました。

1回は岡山にて「医師とのコミュニケーションについて話そう」と題し開催いたします。
がんの臨床研究にも熱心に取り組んでおられる藤原恵一先生(埼玉医大国際医療センター)をお招きしてざっくばらんに診察室でどんなことを伝えればいいのか、どんなことを確認すればいいのか、血液検査のどこをみればいいの?などの情報交換できればいいなと思います。

なお、開催にあたっては両団体の会員を優先で募集させていただき、1115日の時点で空席がありましたら一般の参加を広く募集したいと思っています。
開催地の岡山は、大阪や四国からも交通の便がよく岡山城、後楽園、倉敷などの観光地もあります。
ぜひ日中は観光を楽しんで夕方勉強会に参加ください。

【勉強会概要】
日 時:123日(土)18時~20
場 所:岡山国際交流センター 5階会議室(3)
参加費:会員無料、一般1000円(事前申し込みが必要、一般は1115日から)
ゲスト:藤原恵一先生(埼玉医大国際医療センター婦人科腫瘍科)
お問い合わせは卵巣がん体験者の会スマイリー事務局(Tel080-7038-9750 info.smiley@gmail.com)まで

NPO法人希望の会 理事長 轟 浩美

卵巣がん体験者の会スマイリー 代表 片木美穂

2016年9月7日水曜日

【お知らせ】11月のしゃべりばは名古屋です!

11月のしゃべりばは名古屋開催です!

4月にしゃべりばを開設して、大宮、芦屋につづき3箇所目の出張しゃべりば!

今回は、「若年がんサバイバー&ケアギバー集いの場 くまの間」さんからのオファーで、希望の会、くまの間、スマイリーの3団体合同での開催です。


11月しゃべりば詳細

日時:11月5日土曜日 13時15分~16時15分

場所:中村生涯学習センター
https://www.suisin.city.nagoya.jp/system/institution/index.cgi?action=inst_view&inst_key=1164770263&class

名古屋駅から地下鉄で2駅、地下鉄東山線本陣駅から300メートル

じゅうたん張りで靴を脱いで上がる部屋です(椅子あり)

参加費:500円(希望の会/スマイリー会員)、1000円(会員外)/高校生以下無料

※つり銭が無いようご準備ください。※お茶はこちらでご用意しています。

事前予約:不要

当日の連絡先:轟浩美(希望の会):080-5517-6363/片木美穂(スマイリー):080-7038-9750


【参加にあたって:必ずご確認ください】


  • しゃべり場では、患者さんやご家族がゆったりおちついてお話ができる「居場所」と考えています。そのため、希望の会・スマイリーだけでなく居場所が欲しいがん患者さん、ご家族に気軽に参加いただきたいと考えています。
  • 当日はさまざまながんの方が来場されます。もちろん女性も男性もです。年齢もさまざまです。女性特有の悩みといったことに関してはスタッフが個別にお話を伺います。
  • しゃべり場には、開催時間内でしたらいつでも入退室は自由です。ご都合のつく時間にご来場ください。
  • しゃべり場では以下の行為を禁止させていただいています。
    • 特定の治療法のほかの患者さんへの押し付け(医療介入)
    • 特に効果が確認されていない民間療法・代替医療・健康食品等の紹介
    • 政治的勧誘
    • 宗教的勧誘
    • しゃべり場参加者のプライバシーに関する情報をブログやSNSで発信すること
  • しゃべり場の様子は、患者会の活動報告として利用を目的とし、希望の会・スマイリーのスタッフが写真等の記録をとらせていただくことはありますが、個人が特定されないよう配慮します。あらかじめご了承ください。また取材等が入る場合は参加者のみなさまにお知らせいたします。
  • しゃべり場で親しくなり、参加者同士でアドレスなど交換される場合もあるかもしれませんがそれらは個人の責任でお願いいたします。如何なるトラブルにも対応いたしません。
  • 製薬企業、マスメディアなど患者さん、ご家族の立場ではない方が参加を希望される場合は事前にご連絡をください。
  • その他、当日は希望の会、スタッフの指示に従っていただきますようお願いいたします。


【お知らせ】10月のしゃべり場のご案内

10月のしゃべり場のご案内です。


【しゃべり場 詳細】

日時:2016年10月1日土曜日 10時15分~15時

場所:東京都中央区銀座7-12-4 友野本社ビル8階801号


地下鉄都営浅草線、東銀座駅(A1番・A4番出口) 徒歩4分、東京メトロ日比谷線A1出口 徒歩4分
東京メトロ銀座線、銀座駅(A3出口) 徒歩5分、東京メトロ丸の内線A5出口 徒歩5分
JR新橋駅 銀座口 徒歩10分

当日ドアを開ける暗証番号が必要です。
ドアの前まできたら下記携帯電話を鳴らしてください。ドアをあけます。


参加費:500円(希望の会/スマイリー会員)、1000円(会員外)/高校生以下無料

※つり銭が無いようご準備ください。※お茶はこちらでご用意しています。

事前予約:不要

当日の連絡先:轟浩美(希望の会):080-5517-6363/片木美穂(スマイリー):080-7038-9750


【参加にあたって:必ずご確認ください】



  • しゃべり場では、患者さんやご家族がゆったりおちついてお話ができる「居場所」と考えています。そのため、希望の会・スマイリーだけでなく居場所が欲しいがん患者さん、ご家族に気軽に参加いただきたいと考えています。
  • 当日はさまざまながんの方が来場されます。もちろん女性も男性もです。年齢もさまざまです。女性特有の悩みといったことに関してはスタッフが個別にお話を伺います。
  • しゃべり場には、開催時間内でしたらいつでも入退室は自由です。ご都合のつく時間にご来場ください。
  • しゃべり場では以下の行為を禁止させていただいています。
    • 特定の治療法のほかの患者さんへの押し付け(医療介入)
    • 特に効果が確認されていない民間療法・代替医療・健康食品等の紹介
    • 政治的勧誘
    • 宗教的勧誘
    • しゃべり場参加者のプライバシーに関する情報をブログやSNSで発信すること
  • しゃべり場の様子は、患者会の活動報告として利用を目的とし、希望の会・スマイリーのスタッフが写真等の記録をとらせていただくことはありますが、個人が特定されないよう配慮します。あらかじめご了承ください。また取材等が入る場合は参加者のみなさまにお知らせいたします。
  • しゃべり場で親しくなり、参加者同士でアドレスなど交換される場合もあるかもしれませんがそれらは個人の責任でお願いいたします。如何なるトラブルにも対応いたしません。
  • しゃべり場は20名までのキャパシティとなっています。もし参加者がそれを超える場合は、近隣のカフェなどを利用してのおしゃべりとなる可能性もありますがあらかじめご了承ください。
  • 製薬企業、マスメディアなど患者さん、ご家族の立場ではない方が参加を希望される場合は事前にご連絡をください。
  • その他、当日は希望の会、スタッフの指示に従っていただきますようお願いいたします。

2016年9月1日木曜日

【お礼】卵巣がん体験者の会スマイリーは結成10年を迎えました

いつもスマイリーの活動を応援いただきありがとうございます。
代表の片木です。

卵巣がん体験者の会スマイリーは2006年9月1日に結成されました。
本日2016年9月1日で、まる10年を迎えました。

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スマイリーは、当時「卵巣がんの治療において深刻だったドラッグ・ラグ問題を解決する」ために結成された患者会でした。

2006年当時、日本では米国等で再発卵巣がんの治療薬となっている「ドキシル(リポソーマルドキソルビシン)」「ジェムザール(ゲムシタビン)」「ハイカムチン(ノギテカン)」が承認されていませんでした。
卵巣がんが再発した場合には治療の選択肢が少なく、多くの患者さんが苦しんでいました。

ある患者さんのインターネットでの呼びかけをきっかけに有志が集いはじめ、やがてスマイリーとなりました。

私たちは署名活動を中心に多くの場所でドラッグラグ解消を呼びかけました。
それは、国(国会議員)、厚生労働省をはじめ、医療従事者、製薬企業・・・多くの人たちを動かしました。

2009年のドキシル承認を皮切りに、厚生労働省は2010年2月患者からも意見を求める形で医薬品の必要性を審議し早期開発・承認を目指す「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」が儲けられました。
また、この会議で公知(公に医薬品の必要性が認められているもの)に関しては前倒しで保険適用をしてもらえる制度ができました。

2011年にはジェムザールとハイカムチン、その後もタキソールの毎週投与法、エトポシド、アバスチン、また支持療法に用いられるデカドロンの剤形変更したものが、学会やスマイリーの要望で承認されました。

「医薬品行政のあり方を変えた」とその活動が評価され2010年、日経ウーマンオブザイヤー注目の人として取り上げられるまでになりました。

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ただ、薬の早期承認を求めるだけでは患者の問題に向き合い、応えていることにならない。

スマイリーは2007年にSNSを導入し患者・家族がインターネット上で交流できる仕組みを導入しました。

またオフ会(患者会はインターネットのオンライン上ですが、リアルで会う・・・いわゆるオフラインミーティングの略)と称して患者さん・ご家族が東京や大阪、名古屋で集まる場を設けました。

東京卵巣がんフォーラムや勉強会も継続して開催しています。
 
今年の4月からは新たな取り組みとしてスキルス胃がんの患者・家族の会であるNPO法人「希望の会」様といっしょに、月に1回患者さん、家族とゆっくり話ができる「しゃべりば」を開設しました。
 
そういった活動を通じて患者さんの声を聞く、患者さんの困っている問題を解決する活動をしていきたいと願っています。

また、私たちはドラッグ・ラグ解消を訴え、治療薬の早期承認を求めてきた立場から、国や厚生労働省、医療機関、大学、他の疾患の患者会などでの講演や、提言の機会をいただいています。
患者さんから届けられた声をそういう場に伝えることも使命だと思っています。

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私たちスマイリーがこうして10年活動を続けてこられたのは、私たちに声を届け、活動のための会費や、寄付をしてくださる会員がいるからこそです。

これまでスマイリーの10年間で600人を越える方が入会してくださいました。

そしてその多くが天国会員になられ、元気に卒業してくださる方は少ないのが現実です。

でもスマイリーと出会ってくださった一人ひとりを大切にこれからも活動を続けて生きたいと思っています。

またスマイリーの活動の際には多くの皆さんの助けをいただいています。

他のがん患者会のみなさま、医療者、議員、厚生労働省、企業、マスメディア・・・・など多くのみなさまと出会い前に進んでこられました。

10年続けることはできました。

でもまだまだ患者さんや家族の期待に応えられる団体になったかといえば未熟です。

これからも「私たちの活動すべてはがん患者さんのために」という使命を忘れずに前に進んでまいりたいと思います。