2014年3月31日月曜日

【お知らせ】3月17日に放送されたNHK「あさイチ」に関して

平成26年3月17日(月)、NHK総合「あさイチ」の「値千金!驚きの菌パワー」というテーマの中で当会のホームページでもご案内を掲載させていただいている、再発した卵巣がん(卵管がん・腹膜がんを含む)の患者さまを対象とした医師主導治験「BK-UM試験」について取り上げられました。

この放送を前に、あさイチの番組スタッフの方からスマイリーあてにお電話をいただいた際に伺った放送内容があまりにも卵巣がん治療と向き合う患者様、支えられるご家族様にとって誤った報道に誘導するのではないかと危惧したため、番組スタッフの方には問題がある点はご指摘させていただきました。

また、BK-UM試験の事務局、また試験責任医師とも連絡と取り合い、番組内容を確認した上で放送するようにすると回答をいただいておりました。

しかし番組放送後から、患者様、ご家族様から何件も問い合わせをいただきましたが、いくつか改めてきちんとごせつめいをしたほうがいいと思われる内容がありましたのでご説明させていただきたいと思います。

  1. BK-UM試験で使用されるジフテリア菌の毒素を使った薬剤が副作用がないように受け止められている問い合わせがありましたが、現在、短期的な効果や副作用を2相の臨床試験で調べている段階であり「副作用がない」と受け止められるような放送されたのであれば残念です。また、臨床試験においても抗がん剤と併用されることもあり抗がん剤の副作用もあります。
  2. 東北大学病院のWebサイト(http://www.crieto.hosp.tohoku.ac.jp/release/topic/1226.html)において詳しくは当会のWebサイトを見るようにとアナウンスされていますが、問い合わせ先は下記になります。※臨床試験の事務局に連絡をさせていただいた結果、現在は適正な問い合わせ先になっております。対応ありがとうございました。
  • 大阪大学医学部附属病院未来医療開発部未来医療センターTEL:06-6879-6551(担当 須崎)E-mail: bk-um@dmi.med.osaka-u.ac.jp※医学的な内容についてはお答えできませんので、ご了承ください。
卵巣がんの患者様で副作用に苦しまれている患者様はすくなくありません。
だからこそ「副作用がない」と聞くと大きな期待を持ってしまうことは当然です。
だからこそ、まだ効果や副作用を臨床試験(治験)で調べている段階で、このような言葉を用いることは極めて慎重であるべきだと考えます。
そうしないと臨床試験に誤った思い込み効果が出てしまったり、また副作用がでてしまった場合に辛い思いをするのは患者様です。

また、東北大学病院においても臨床試験をしていますとしておきながら、でも問い合わせには対応しない、詳しくは患者会のホームページを見ろというのは極めて不親切であり残念です。実際は臨床試験で問い合わせ窓口をもっており、そちらをきちんとアナウンスして患者様に問い合わせていただくべきではないでしょうか。
この件に関しましては、臨床試験窓口に厳しく抗議させていただいておりますが今のところお返事はなくとても残念です。※このブログで公表したあとに対応があり現在は修正されています。

臨床試験薬については文部科学省などの支援で試験が行われており私たちも患者の一人としてより良い結果になればよいなと願うからこそ残念です。